こんな活動をしています
みなさまからいただいた会費や寄付金はこれらの活動に生かされています。
カンボジア人クライマーの育成支援
ACNは選手およびインストラクターの育成を行っています。2018年現在、ACNが育てたインストラクターがカンボジア国内で活動しています。インストラクターは全部で11名、うち2名は東南アジアクライミング連盟の資格を取得。卒業生6名がインストラクターとなり、うち2名はクライミングジムに首都プノンペンのインストラクターとして就職し、ルートセッター資格も取得しています。
クライミング連盟のサポート
カンボジア国外の試合やオリンピックに出場するにはカンボジア国内でクライミング連盟を設立する必要がありました。現在は現地スタッフが代表となり連盟を設立、ACNは設立から運営のサポートを行なっています。 設立10年を迎え、選手が順調に育ってきたこと、クライミング連盟を整備したことで海外遠征にいく機会が年々増えています。
日本研修
ACNは定期的にカンボジア・クライマー、コーチの日本研修を行なっています。カンボジアでは体験できない高さや難易度のウォールを体感し、国際基準の選手となること、また、日本の大会運営手法・規模を体感しカンボジアで自力で組織運営ができるようになるための下地を作っています。
クライマーの保険に替わる
相互扶助システムの実現支援

カンボジア人がクライミングで障害を負った場合を想定して、ACNの会費及び様々なイベントでの寄付をプールしています。共済保険は理想ですが、まずクライマー同志で相互扶助する気運が生まれればと考えています。
クライミングジムの運営と再構築
2010年にカンボジアで初めての人工壁を作りました。利用者は年々増加していますが、まだ運営コストをカバーできるだけに達していません。現地スタッフ共々、ジムの運営でコストをカバーできることを目指して活動しています。